
こんにちは、karf代表の島田です。
今日からスタートする新しいコラム「粋な木遣い」についてちょっと解説を・・・
懇意にお付き合いさせていただいてる家具メーカーに福岡の広松木工さんがあります。
社長のユニークなお人柄と、積極的なオリジナルの商品開発で有名なメーカーで、
いつも感心し元気をいただいているのですが、
その広松社長が木材のスペシャリストとして絶対的な信頼を寄せるのが、
今回コラムをお願いする事になった成井氏です。
成井氏は100年以上続いた材木問屋のご子息で、
北米、東南アジア、ヨーロッパを木材求めて20年以上も飛び回っておられます。
タイの家具工場のオーナーの一人でもあります。
「類は友を呼ぶ」とは良く言ったもので、この成井氏も広松社長に負けず劣らずのお人柄で、
実はkarfリニューアル工事の際、ご自分の自邸用にと大切に保管されていた絶品のチーク材を、
快く(泣く泣くだったかも??)分けていただいたのがきっかけで、
以後お付き合いさせていただいております。
今回無理をお願いして我々の仕事と切っても切り離せない、
木材に関するコア(?)なお話を聞かせていただくことになりました。
これで貴方も木材通!?
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はじめまして。
いつのまにか、karf magazineでコラムを書かせていただく派目になってしまった成井です。
木材のことが、好きでたまらなく、きれいな木を求めてどこへでも出かけて行きます。
今年5月にもMyanmar(ミャンマー)に行って来ました。もちろん、Teak(チーク)を求めて。
そう、karfのお店の床に張ってある“あれ”です。
あの床に使っているTeakは、最高級の品質で、2004年に長崎で建造されたDiamond Princessや、
イタリー製のラグジュアリーボートなどに使われているデッキと同等の品質です。
その床の上に、ブラジリアンローズでできたなんとも雰囲気のある家具とか、
スペースシャトルのパーツ?やアルミのお地蔵さんを置いてあるのがkarfというshopなのです。
よく考えてみると、本当に凄い組み合わせですね、お店の中。
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私たちは、Teak原木の買い付けをMyanmar政府が行う国際競争入札にて行います。
私にとってのお目当てグレードは、高価なVeneer Grade
(ヴィニアー グレード:一般にベニヤと呼んでいる合板は、このヴィニアーが語源です)と、
Saw Grade(製材グレード:ピンきりですが入札材の大半はこれ)があり、
高価な原木の山には、最初の写真のように割れ防止のネットが掛けられています。
Saw Gradeには掛かっておりません。

これは「Veneer Grade」。直径は、50~60cmくらいでしょうか。
やっぱりネットが掛かっています。

これは「Saw Grade」。山の上のほうに乗っかっている大きいやつは、
直径1mくらい、樹齢で300~400年くらいはいっていると思います。
でも、これにはネットが掛かっていません。
Myanmarから木材を買いつけてきたというと、熱帯雨林の破壊とお叱りを受けそうですが、
Teakは植林可能な樹木で、Myanmarでも政府の手で植林がなされています。
伐採のスピードと樹木の成長スピードのバランスをとるのは、難しいと思いますけれど、
木でできたモノ(家具・建物など)をできるだけ長く使う努力をしていただくことで、
樹木の成長する時間を稼ぎ出していただきたいと思っています。
そういう意味でもkarfにあるusedの家具は、理にかなっているのです。
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何か止め処ない話をしてしまいましたが、このコラムを書く話、
実は、今年の1月にkarf島田社長のご依頼を受けたのですが、
な、なんと半年もかかってしまいました。こんなに短い文章なのに・・・。
今後は、島田社長の“買ってどうするのアルミシリーズ”に対抗するわけではありませんが、
“杢(もく)シリーズ”で行きたいと思いますので、宜しくお願いします。

