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2007年04月09日

社長の「建てちゃいました!」

vol.4 迷走プランと予算の壁

ヨツール 暖炉

[前回までのあらすじ]

偶然の出会いから、ラスティック建築研究所の河野氏とコラボ設計をすることになった島田社長は・・・

+++++

これからがお楽しみのプランニングと思いきや・・・。
空間プランは期待通り、河野氏のセンスと豊かな経験から
スイスイと出てきて進んでいくのですが、
こちらが担当すべきインテリアがどうにも思うようにいきません。

仕事柄、お客さまのイメージを具現化していく作業は、
自分の引き出しの中からそれに適したアイテムを取り出し編集していけるのですが、
いざ自分の事となると好きなスタイルが多すぎるせいか、
あれもこれもと欲を出し過ぎ、
引き出しを全部ひっくり返したような状態になってしまいます。

途中で気づいたのですが、
どうやら「一度きり」と思うからつい気負い過ぎるのであって、
「次はこうしてみよう」と考えるとずいぶん楽になるものです。
最終的にはひき算を繰り返し、

「決めすぎない」
「クラシックのモチーフを取り入れながら、ぬくもりの感じられるモダンスタイル」

というテーマを設け、白いキャンバスのようなシンプルなインテリアにまとめる事にしました。
家具の好みが変わっても対応が可能で、
飽きがこないようにと言うのが大きな理由のひとつですが、
もうひとつの理由は多くの方が必ずと言っていいほどぶつかる大きな壁「予算の壁」です。

私の場合は元々が小予算にもかかわらず、
自分の考える家作りのスタンダードとして素材感のあるマテリアル、
住み心地の為の断熱、薪ストーブの3つを採用することを考えていましたが、
これがなかなか価格面ではスタンダードとはいかないようです。

河野氏からも、

「この内容だとかなり機動力がありコストパフォーマンスが可能な工務店じゃないと、
予算内に納めるのが厳しと思うので、
このあたりで一度工務店の選定も含めた見積もり依頼をしてみましょう」

とのアドバイスに従い、
以前から懇意にしていた大工さんと工務店さんに見積もりをお願いし、
待つこと約2週間・・・。

やっと出てきた見積もりは、
恐れていた通り予算を600万~700万円もオーバーしていたのです。

(残念ながら薪ストーブは、早くもこの瞬間にカーフ担当の家具工事にすり替わってしました。トホホッ)

見積もり内容を見てみると一つ一つの項目は決して高くないのですが、
合算するとそうなってしまいます。
2社ともに仕事ぶりはとても丁寧で信用がおけるのですが、
言われて見ればともに数をこなす会社ではないので、
コストパフォーマンスという点ではどうしても力不足なのかも知れません。
その金額になってしまう根拠はわかるのですが、
そう簡単にあきらめる訳にはいきません。
何故ならば、あの建売を超えるカーフテイストの家を造りたいという
元々のテーマがありますから。

さりとて予算とかなりの開きがありますので、可能な限りの仕様の見直しと、
射程距離内に納まりそうな業者さんを再選定しなければいけません。
仕様の見直しも身を削るものがありますが、それ以上に工務店との出会いが重要です。
つてを辿って工務店を紹介して頂き、事情を話しプランを見てもらうのですが

「んー・・・それ位はかかる内容だと思いますヨー。」

と、なかなか期待したような答えが返って来ないまま、
いたずらに時が経ち、当初予定していた着工時期になっても、
施工をお願いする工務店が見つからないと言う事態に陥ってしまったのです。

(後になって家内から聞いたのですが、
家内としてはこの時点で家作りが現実化しないのでは?
と本気で心配していたようです)

posted by karf webmaster : 2007年04月09日 19:33

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