
今回は建物のファサード、
そして玄関周りからパティオ(?)について
ご紹介していきたいと思います。
密集した住宅地なので、プライバシーが確保でき、
スッキリとした印象の建物に見せたかったので、
道路側は2階のバルコニーまで囲う高い外壁を設定し、
ここで外に対するキャラクターを持たす事にしました。
マイブームのスカンジナビアン・テイストを表現する為に
スライスレンガとウレタン塗装をしたモルタル金ゴテ仕上げを使い分けし、
アクセントにアルミのラインをスリットの開口部から鉄扉の横かまちまで通し、
そこに切り文字の表札とポスト口を取り付けしました。

レンガ(と言ってもスライスされた貼り付け用ですが)は悩みました。
一見カジュアルに見えても質感さえ押さえておけば、
軽くならずに大人っぽく見えるのですが、選定を間違えると、
ファーストフードショップかカジュアルジーンズショップになってしまうので要注意です!!
目地の色・素材とその詰め方も気を遣わないと、
せっかくのレンガも台無しになってしまうので併せて注意が必要です。
このレンガに関しては、
思いつく限りのサンプルを取り寄せ最後まで迷ったのが、
エピソードブリック(かなり本気でカッコよくレンガやられてます)というところのアンティークブリックと、
多治見市にある(株)丸澤さんが作られている「かまぐれ陶房」というシリーズのレンガタイルです。
最終的にアンティークブリックだと存在感が強くなりすぎるのと、
以前のショップでも使った経験があるので、
ここは北欧モダンって事で「かまぐれ」にしました。
届いた商品がサンプルよりもやや黄味が強かったので仕上がりが心配でしたが、
結果オーライでした。

鉄扉はスチールの亜鉛メッキで特注製作し、
ちょっと贅沢して電子錠を採用してみました。

その鉄扉を開けて一歩中に踏み込むと、
チーク材(コラム「粋な木遣い」の成井氏にご協力いただいた)を使った特注玄関ドア、
そして自転車置き場越しにもスチールとチーク材を組み合わせたハンガードアがあり。
その奥にヒメシャラを植え込みデッキを貼った小さな小さな中庭??、
そしてその向こうにゲストルームの和室となってます。

この辺りのゾーニングの妙味は設計の河野さんならではです・・・。

