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2008年01月13日

Mr.成井の「粋な木遣い」

vol.3 木材の宝石TEAKの隠れた力

お久しぶりです。
私のコラムも3回目になりました。
前回は、ミニチュアのコンロラバス、とても小さなモノの話でした。
今回は、第1回目同様大きなモノの話でいきたいと思います。

第1回目のコラムで登場した客船Diamond Princessは、
11万トン級の大きな客船です。
2004年に長崎の三菱重工業で建造された客船ですが、
実はこの時、他にもう1隻、
同型のSapphire Princessという船も同時に建造されました。
そして、この2隻の船にはこれまた第1回目に登場した木材、
TEAK(チーク)がふんだんに使われています。

造船の歴史の中で、TEAKと船は切っても切れない縁があります。
15世紀中頃から17世紀中頃までの大航海時代に
ヨーロッパ諸国は南アフリカのケープタウン沖をまわり、
こぞってアジアを目指しました。
その頃は、船体全部が木造の船です。
荒れ狂うことで名高いケープタウン沖では遭難が相次ぎました。
そしてその遭難の確率を格段に減らしたのが、
インド東部からインドシナ半島にかけて自生するTEAKの発見だったといわれています。
OIL成分が豊富に含まれているTEAKは、耐水性に優れ、
接合に使う金具を保護し、その狂いにくい性質から海水の浸入を防いでくれたのでしょう。
現在は、造船技術が格段に上がりTEAKに頼る事は少なくなりました。
それにしても外部(床・手摺)には大航海時代のなごりで
客船や帆船にはTEAKがふんだんに使われます。

トルコの帆船

帆船といえば古い伝統的なものを想像しますが、
この帆船は、トルコで最近建造された船で、
最新技術を投入された帆船です。
高性能GPSは勿論のこと、大変な作業が必要な帆張りもスイッチ一つです。

トルコの帆船

でも、やっぱりDECK(甲板)はTEAKです。
私もいつかは・・・、と思っても難しいでしょうけど、
海にはロマンを感じられずにはいられません。

原稿が、いつも遅くなり、島田社長にはご迷惑を掛けておりますが、
次回は・・・

がんばります。

posted by karf webmaster : 2008年01月13日 09:24

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