オリジナルレザーについて

カーフオリジナル「KL(フルグレインレザー・アニリン仕上げ)」のご紹介

 

「革を愛で、育てながら一緒に暮らす」


一般的なレザーのイメージ(ラグジュアリー・リッチ)ではなく

“上質な普段着”のように、身近にあるいいものとして

カーフはレザー商品をご提案いたします。

■コンセプト■

 

「木材」同様に素材の風合いを生かした自然な仕上がりで、

経年変化の楽しめる 「革」 を選びました。

 

一般的に大量に流通している革ソファーの革は、革の表情が消されるほど色着けされています。さらにその上から分厚く塗装膜を作ったトップコートされたモノが多く、合成皮革と見間違うほどに均一な色調とツヤで、手触りも人工的な感触のモノが多いように思います。

 

革の傷やムラも全て覆い隠してしまいますので、作る側としては革のロスも少なくてすみ、使う側はトップコートの堅牢な塗膜により、「傷にもなりにくい」「色落ちもしにくい」「染みにもなりにくい」と言う点では優れているかもしれません。しかし効率と便利さを求めた結果、革が本来持っているしっとりした手触り感や風合いも、同時に失われています。
 
そこでカーフでは、革も木材同様に素材の風合いを生かした自然な仕上がりで経年変化の楽しめる革を選ぶ事にしました。


■厳選された最高級レザー 銀面付き 牛革(フルグレインレザー)■

 

「銀面」とは、皮の表面(毛穴・シワ・傷など / 表面から約2mmほど・乳頭層)を削り取らず、本来の革の表情を残した革の事です。

 

※表を参照

 

 

銀面を使用できる革は、原皮の段階で大きな傷などあるものは省く為、とても希少性の高いものとなります。

 

さらにその中から状態の良いものを選び、傷やシワの入り具合など独自の検品基準にランク分けを行い、その上で採用した革となります。

 

 

家具用として最高級グレードとなり、また価格面や取扱いなど専門知識が必要な為、限られた専門店のみが取り扱う革でもあります。


■天然皮革が持つ「ナチュラルマーク」について■

 

ナチュラルマークとは、牛の天然の傷跡のことです。

 

銀面を使用して作られた銀面付き革は、天然素材ならではの美しい不均一な豊かな表情と、その本物である証  “ナチュラルマーク” が入っています。

 

一点一点が二つとない革となり、天然素材を所有する豊かさを感じることができます。

 

 

 

 

※ナチュラルマークの無い革とは

表面(銀面)を削り(シワ・傷など取り除く)一度フラットにしてから、人工の革の模様をプレスされた革。

 

どの革も全て同じ模様となるので、素材として無駄も無く効率的に使える為、価格も抑えることができ、主に量産製品に適しています。


■着色について / オリジナルカラー■

 

自然な表情と触り心地が特徴の ”染料仕上げ” としています。

 

銀面付き革の美しい表情をそのまま活かす為、革を被膜(コーティング)する塗装はせず、色を革に染み込ませる ”染料仕上げ” としています。

そしてこの染料はカーフのオリジナルで調合してもらっています。

 

(メリット)

色を染み込ませた「塗装膜を作らない」着色方法ですので、以下のメリットが生まれます。

・銀面(シワ・傷・毛穴など)を塗装で塗り潰すことなく、

 革本来の表情をそのまま活かすことができる。

・革の場所により色の染み込み具合に自然と濃淡が生まれますので、

 表情に透明感を感じることができます。

・直接自然の風合いの革に触れることができます。

・吸放出性に優れます。

 長時間使用しても蒸れにくく、さらったとした触り心地です。

 気温が低い日でも、特別冷たく感じることもなく通年快適にご使用できます。

 ※極端な気温の場合は除く。※個人差もあります。

・メンテナンスでオイルを染み込ませることで、

 より良い状態で長くご使用することができます。

 

(デメリット)

・均一な色にはなりません。

・色が十分に入らなかった個所がある場合がございます。

・水分など吸収しやすいため、シミの原因になりやすい。

・直射日光などで、色落ちをします。

・強く擦ると色が付着する場合がございます。

 

天然素材を活かした仕上げなので、使用する環境で汚れや色落ちなど経年変化を強く感じられます。カーフでは、そんなデメリットもひとつの革の魅力と考えております。


■五感に伝わる、世界で一つしかない天然の本革を楽しむ■

 

1枚1枚木の木目同様に、銀面を残した革は世界で一つしかない、その革が本来持つ表情(傷・シワ・血管などの模様)や素材としての長所活かした仕上げです。

 

銀面を残し、塗装膜を付けないことで、光の細かな屈折を生み(毛穴やシワなど細かく反射し)表情豊かな透明感のある仕上がりになっています。

 

色落ちやシミなど日常生活で日々変化をしていきますが、それは劣化ではなく点素材が持つ味わいとして長く楽しんでいただければ幸いです。

 

革のメンテナンスについてはこちらのページをご覧ください。

●革メンテナンスについて